2021.03.27
新規事業の基礎知識

#07新規事業が思いつかないとお悩みの方に。 新規事業の育成を支援します

「新規事業立ち上げ」というミッションをもった担当者が陥りがちな悩みのひとつに、「事業アイデアを思いつかない」というものがあります。「アイデア」という正解のないものを探し続ける担当者のために、Sony Startup Acceleration Program(SSAP)はアイデア創出のための支援プログラムを複数ご用意しています。

新規事業担当者の悩みの多くは「アイデアが見つからない」こと

新規事業をゼロから立ち上げた方は約2割。「思いつかない」はむしろ当たり前?
新規事業を模索する多くの企業の経営陣が思い描く理想像は、「社員から新規事業のアイデア提案があり、その社員を責任者に任命して新規事業プロジェクトを立ち上げる」というパターンといわれています。しかし、新規事業案がボトムアップで提案されるよりも、現実はトップダウンで担当者を決め、事業計画の提案を命じる図式が主流かもしれません。
ところが新規事業担当者に任命された方のうち、事業化の経験者はわずか2割程度※で、多くの方は事業アイデアが思いつかず、途方に暮れるケースが少なくないそうです。
※SSAP説明会参加者(127名)へのアンケート調査より(2020年8月~12月実施)

成果を短期間で求められるが「考える時間がない」
さらに担当者を悩ませるのが、既存の業務と新規事業業務との両立です。そもそも新規事業の立案を命じられる担当者は有望な人材であることが多いため、すでにさまざまな業務を抱えています。さらに技術革新やグローバル化、コモディティ化が急速に進む昨今、新規事業においても短期間で成果を求める企業が少なくありません。事実、約半数の企業が「3年以内」に成果を出すことを求めているという調査結果もあるほどです。
また、新規事業は、既存事業とはアプローチや展開方法が異なるケースが珍しくありません。これまでとは発想を変えて考えなくてはならないことも多く、既存の業務を抱えながら進めるには「考える時間がない」事態に陥りがちです。
【企業内で新規事業を推進する上での課題】※単位:回答数

 

ソニーのリソースを活用してみませんか -SSAPのご紹介-

SSAPのサービス概要紹介
新規事業のアイデアが思いつかずに行き詰まったとき、ぜひ活用してみたいのが自社以外のリソースです。アイデアが思いつかない背景には、「社内で眠っているアイデアを拾い上げる仕組みがない」「長年同じ顔触れで同じ業務を続けてきたため、新しい発想が浮かばない」「人材不足で多様なアイデアが生まれにくい」などの理由が考えられます。
こうした閉塞感のある環境は、外部の風を入れることで、突破口が開けることがあります。また、ノウハウの活用により、アイデアの発想がスムーズになることもあります。
SSAPはソニーでの多岐に渡る企業内新規事業の成果から生まれたプログラムを用意し、貴社のアイデア創出をサポートします。

具体的なメニュー紹介
事業アイデアを生み出すのは「人」。どの時代、どの業種、どの場所においても、この原則に変わりはありません。とりわけ既存事業になかった新しいものを生み出す原動力となるのは、社会課題を解決したいなどの強い思いを持つことかもしれません。
SSAPはワークショップ、トレーニング、オーディション、アイデアコンテストなどのプログラムにより、「人」の中からアイデアが生まれる道筋をつくり、一社員から起業家へと一人ひとりのマインドセットを変革していきます。

  • ワークショップの開催・運営サポート
    SSAPでは「アイデアソン/ハッカソン」「インフォセッション」「短期集中型コンセプトメイキング」などのワークショップの企画・運営をサポートします。
    社内に眠るアイデアを掘り起こすためには、それなりの仕組みが必要です。ただし、時間がない中で新規事業を立ち上げなければならない担当者には、仕組みを一から構築・検証している余裕はありません。そこでSSAPではソニーがこれまで実施してきたワークショップでのノウハウをもとに、広くアイデアを求め、吸い上げて検証するアイデアソン/ハッカソンなどの実施をサポート。貴社が目指す新規事業のゴールに合わせて、テーマ設定なども柔軟にカスタマイズできます。
「アイデアソン」について詳しくはこちら >>アイデアを生み出す注目メソッド! 「アイデアソン」とは? 
「ハッカソン」について詳しくはこちら >>アイデアをカタチにするイノベーション手法 「ハッカソン」とは? 
  • トレーニング
    ワークショップで生まれたアイデアは、そのまま放っておくとアイデアのままで終わってしまいます。ただし、アイデアを事業プランにブラッシュアップするためのスキルが備わっていないだけで、アイデアをブラッシュアップする方法を理解していれば、改善できる余地が多々あるものです。SSAPでは、アイデアを磨くトレーニングも実施できます。トレーニングはソニーが社内起業家の育成のために行っていた社員研修を、社外向けにカスタマイズしたもので、その方法には講義、個別コーチング、実践型演習などがあります。内容・期間・回数なども、貴社の状況に合わせて柔軟に対応します。
    トレーニングについては、事業化支援Webアプリ「StartDash」も使用して行います。「StartDash」は登録するとどなたでも無料でお使いいただけます。>>登録はこちら
    【トレーニングプラン】
  1. 顧客・価値設計トレーニング
    徹底的な消費者視点で、ビジネスアイデアの顧客増と提供価値を仮説設定するためのトレーニング。ビジネスアイデアの骨子をまとめる力が身につきます。(コマ数:1回/期間:1日間)
  2. ビジネスモデル構築力トレーニング
    ビジネスアイデアをブラッシュアップするためのトレーニング。ビジネスモデルキャンバスの検討、数値計画の策定、ピッチに向けた準備を含め、アイデアを磨き、周囲に伝える力が身につきます。(コマ数:5回/期間:5日間)
  3. 商品企画トレーニング
    ソニーの商品企画担当者が提案する、コンスーマー向けビジネス企画に特化したトレーニングです。商品企画の基本的な考え方を、ソニーの商品事例に基づいてご紹介します。(コマ数:5回/期間:5日間)
(ビジネスモデルキャンバスのイメージ)
  • オーディション
    貴社内で新規事業アイデアや人材を発掘するオーディションの企画・運営を支援します。「事業アイデアはあるけれど、社内のどこへ持っていけばいいのかわからない」「自分の専門領域以外がわからない」「上長に配慮する必要があり、部署内で提案できない」といった悩みを持つ社内人材を発掘し、新規事業創出につなげることが目的です。オーディションをより効果的に実施するための応募要項、審査基準、エントリーシートの設計なども貴社のニーズに合わせてカスタマイズし、ご提供します。
  • アイデアコンテスト
    SSAPでは、2020年に完全オンライン型のアイデアコンテスト「SSAPアイデアコンテスト」を開催しました。アイデアの種類に応じて「ニーズ&ソリューション部門」と「ニーズ部門」を設置し、グランプリ受賞者にはCreative Loungeの工作機械利用権やビジネスコーチングサポート権を提供いたしました。
    こうしたアイデアコンテスト開催のノウハウをお伝えすることも可能です。
過去の「SSAPアイデアコンテスト」について>>詳しくはこちら
  • ステージゲートシステム(Stage Gate System)
    事業アイデアとは数多く生まれ、数多く消えていくものです。1,000以上ものアイデアがあっても、実際に事業化に至るものは10数件といわれており、事業化までつなげるためには“筋のよいアイデア”を見極め、育成していく必要があります。そこでSSAPがご提供するのが、ステージゲートシステムです。
    ステージゲートシステムとは、アイデアの発案から事業創出までのフェーズを4つのステージに分解。ステージごとに評価のゲートを設け、事業判断のスピードを加速するための組織運営ノウハウです。ビジネスモデルの仮説構築後、ユーザーインタビューやユーザーテストなどを実施し、そのビジネスモデルで事業化が可能なのか、スピーディに検証・判断することが可能です。
「ステージゲートシステム」について、詳しくはこちら>>イチから分かる新規事業のすべて
  • 共創型オープンラウンジCreative Lounge
    「Creative Lounge」は品川のソニー本社ビル1Fにある、共創とネットワーキングのスペースです。「一日あればアイデアが形になる」をコンセプトに、ミーティングやブレストなどに自由にお使いいただけます。ほかに企業、大学、NPOなど組織の垣根を越えたワークショップの開催や、Creative Loungeを普段からご利用いただいている方々同士の交流を図るためのイベントも定期的に開催しています。(2021年3月現在休止中)
    ※ご利用にはソニーグループ社員の紹介が必要です。

 

社外連携で発想の壁をぶち破ろう

新規事業が思いつかないとお悩みの方、ぜひご参加ください
「新規事業のアイデアが思いつかない」とお悩みの方は、アイデア発掘の機会を数多く設けるSony Startup Acceleration Program(SSAP)のプログラムをご活用ください。無料のオンライン説明会で、SSAPの活用方法を詳しくご説明いたします。ご参加いただいた方には、ビジネスデザイナーによる新規事業の個別カウンセリングもお受けしております。ぜひお気軽にご参加ください。 

あらゆる人に起業の機会を。

Sony Startup Acceleration Programはソニーが手がけるスタートアップの創出と事業運営を支援するプログラムです。2014年から7年間で、60件以上の事業化検証、17の事業を創出(2021年3月末時点)。それらを通じて培った経験やノウハウを生かし、アイデア出しから事業運営、販売、アライアンス・事業拡大に至るまで総合的に支援する仕組みを整備し、スタートアップ支援サービスとしてみなさまにご提供しています。

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