2022.10.27
アクセラレーター紹介

「スピード感のある支援で、1つでも多くの新しい提案やアイデアを世の中に発信したい」

Sony Startup Acceleration Program(SSAP)のアクセラレーターは、新規事業の立ち上げを支援し加速するマインドセットとスキルを兼ね備えたプロフェッショナル集団です。それぞれが実際の事業経験を通じて学んだ豊富で専門的な知識を持ち、様々な分野で新規案件の事業化や収益化をサポートしています。

本連載では、SSAPに所属する多数のアクセラレーターの中から各回1名ずつをピックアップしご紹介いたします。

アクセラレーター荒木

荒木 瑠里 Ruri Araki

――担当支援領域

スタートアップマーケティング

  • 新規事業の売り上げや利益の最大化のためにニーズ検証・営業マーケティング・ECの観点から支援

――担当事例

アサヒグループジャパン株式会社、京セラ株式会社三雅産業株式会社

アクセラレーターインタビュー

――これまでのキャリアを簡単に教えてください。

新卒で広告代理店に入社し、アカウントプロデューサーとしてクライアントのマーケティングコミュニケーション、メディアプランニング、クリエイティブ制作と一連の広告業務に携わりました。案件ごとにクリエイティブスタッフとチームを組んで仕事を進めるのですが、案件を重ねるごとに関わる人が増えていき、次はどんな人と一緒に仕事ができるのだろうと毎回わくわくしていました。

その後スタートアップに転職し、事業者側としてブランドコミュニケーションやマーケティング、PR業務に携わりました。広告代理店では、クライアントから提示された内容をもとに何人ものスタッフと一緒にアイデアを考えて作業を進めていきますが、スタートアップでは、与えられる仕事がないところから始まり、何をするかを考えて自分で手を動かすということを経験しました。

その後ソニーグループ株式会社に入社し、スタートアップマーケティング担当としてSSAPでの活動を開始しました。SSAPではこれまでの経験を活かして、新規事業におけるマーケティング戦略の策定から実行、アイデアの可視化を目的としたキービジュアルやコンセプトムービーの制作等、コミュニケーションデザインの支援をしています。

――支援するうえで大事にしていることは何ですか?

「スピード感」を大事にしています。
新規事業やスタートアップでは、時間もリソースも限られた状態で物事を進めていく必要があります。時間をかければクオリティの高い、良いアウトプットを生み出せますが、新規事業やスタートアップでは、いかに短期間で良いアウトプットを生み出せるかが重要だと感じています。アウトプットを出すスピード感はもちろんですが、クライアントとのやりとり等においても、スピード感をもって支援をすることを大事に業務に取り組んでいます。

――SSAPの活動を通して実現したいことはありますか?

SSAPでの支援を通じて、たくさんのサービスやプロダクトの誕生に立ち会いたいと思っています。1つでも多くの新規事業やサービスに携わり、世の中に新しい提案やアイデアを発信していくお手伝いができれば嬉しいです。

――オフの楽しみを教えてください。

普段は家にいるのが大好きなインドア派ではありますが、時々、日常から離れてふらっと小旅行をするのがオフの楽しみです。行きたい場所リストを眺めながら、次はどこに行こうかなと少し先の予定を立てるのがひそかな楽しみです。

奥日光に旅行した際の様子
奥日光に旅行した際の様子

――最後に一言お願いします。

新しいアイデアやサービスを世の中に発信する瞬間はとても難しく、そしてとても重要な場面だと思います。
サービスの良さをどのように伝えたらよいのかわからない、ターゲットの顧客にアプローチできていない、というような課題を感じていらっしゃる方は、是非一度ご相談ください!1人でも多くの方に感動を届けられるようにアイデアの表現や伝え方を一緒に考えて形にするお手伝いができればと思います。

 

※本記事の内容は2022年10月時点のものです。

Sony Acceleration Platformは、新たな価値を創造し豊かで持続可能な社会を創出することを目的に2014年にソニー社内の新規事業促進プログラムとしてスタートし、2018年10月からは社外にもサービス提供を開始。ソニーが培ってきた事業開発のノウハウや経験豊富なアクセラレーターによる伴走支援により、760件以上の支援を25業種の企業へ提供。
新規事業支援だけでなく、経営改善、事業開発、組織開発、人材開発、結合促進まで幅広い事業開発における課題解決を行ううえで、ソニーとともに課題解決に挑む「ソリューションパートナー企業」のネットワーク拡充と、それによる提供ソリューションの拡充を目指します。(※ 2024年10月末時点)

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