2022.03.28
ソリューション紹介

プロトタイピング

Sony Acceleration Platform
「プロトタイピング」で出来ること

インテグレートされた試作品の完成、実現性を担保した試作品の完成、必要コスト・スケジュール提供

フィジビリティ検証計画策定」で具体化したものを実際に形にし、ものづくりを始めるのがプロトタイピングです。ウェアラブルなら実際に装着できるものを作るなど、様々な機能を実際の商品の形にまとめていくことで、本当に必要な機能や性能が見えてきます。まずは要素技術やシステム構成を検証。そして部品(キーパーツ)を選定します。これにより、おおよそのコスト(投資規模)やスケジュール感をお伝えできるようになるとともに、精度が上がることで新たな課題も見えてきます。

Sony Acceleration Platform
「プロトタイピング」が選ばれる理由

ソニーの設計、高い完成度、スピーディーな開発

Sony Acceleration Platformのプロトタイピングは、ユーザビリティにこだわったソニーのデザイン・設計が特徴です。ソニーで実績のある部品で設計を行うことにより、設計品質の向上が期待できます。その商品に必要とされる機能や性能に合わせながら、いかにシンプルに美しく見せるか、ソニーで商品設計を行ってきた設計者がご提案します。余計な機能を付けず最も必要な機能を具現化し、この後の「事業性検証」に使用する試作品を製作できます。また、これまで数多くのソニー商品を手掛けてきた知見を活かし、効率よくスピーディーに開発プロセスを進めることが可能です。

プロトタイピング 担当者例

今井 貢 経歴:電気エンジニアとしてBtoB製品の設計・開発業務に従事した後、「REON POCKET」等ソニーの新規事業の電気設計などを担当。新規事業の設計担当者としての経験を活かし、品質・設計担当者として品質を意識したプロトタイプ開発を支援。
岩井 祐滋 経歴:メカ設計としてソニーのTV関連の設計に従事した後、商品開発設計として新しいディスプレイシステムの市場導入に貢献。エンジニアとしての事業立ち上げ経験という強みを活かし、新規アイデアの実用化を支援。
岩瀬 俊一郎 経歴:電気設計として、VAIO*、PlayStationなどのハードウェア開発に従事した後、ソニーコンピュータサイエンス研究所でソフトウェアの新規事業立ち上げを経験。ハード、ソフト両方の知見を活かし、新規事業を支援。
*2014年までソニーが運営していたパーソナルコンピューター事業

サービス導入事例

株式会社グレースイメージング様
「乳酸センサーをウェアラブルデバイスとして装着して疲労を可視化する」というアイデアの実現に向けて、フィジビリティ検証計画策定からプロトタイピングまでを一気通貫で支援。ユースケースを共に検討し、それに合わせた商品仕様策定と検証を重ねることで、無駄のないプロトタイピングを実現しました。
取り組みが認められ、2021年には慶應イノベーション・イニシアティブから出資を獲得した他、東京都先端医療機器アクセラレーションプロジェクトの補助事業対象者に選定。治験に向けて引き続きSony Acceleration Platformが支援しています。>>もっと見る

株式会社スマートルアー様
自社内で開発したバス釣り用IoTルアーのプロトタイピングに課題を感じ、Sony Acceleration Platformに支援を依頼。「扱いやすさ」や「動作の安定性」といった課題に対して、選択肢を洗い出した上で必要な機能を可視化し、フィジビリティ検証計画策定からプロトタイピングまでを支援しました。ソニーの商品開発プロセスに則り、サプライチェーンや法規まで視野を広げながら、量産を見据えた施策をスピーディーに実現しました。>>もっと見る

Sony Acceleration Platformは、新たな価値を創造し豊かで持続可能な社会を創出することを目的に2014年にソニー社内の新規事業促進プログラムとしてスタートし、2018年10月からは社外にもサービス提供を開始。ソニーが培ってきた事業開発のノウハウや経験豊富なアクセラレーターによる伴走支援により、760件以上の支援を25業種の企業へ提供。
新規事業支援だけでなく、経営改善、事業開発、組織開発、人材開発、結合促進まで幅広い事業開発における課題解決を行ううえで、ソニーとともに課題解決に挑む「ソリューションパートナー企業」のネットワーク拡充と、それによる提供ソリューションの拡充を目指します。(※ 2024年10月末時点)

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