2022.10.17
新規事業組織の"リアル"大解剖

#19 新規事業の提案が通らなかったときの原因、上位5つを公開!

本連載は企業内新規事業に従事する方にアンケートを行い、 企業内新規事業の"リアル"に迫る企画です。
第19回のテーマは、「新規事業の提案が承認されなかった理由」。提案が通らなかった際には何が不足している場合が多いのでしょうか?

(調査概要:2022年6月~7月、Sony Startup Acceleration Program(SSAP)の公式サイトで実施した、企業内新規事業に従事する274名へのアンケート)

Q.新規事業を推進する上で、新規事業の提案書や企画書・事業計画書などを経営陣に提案し承認を得ようとした経験がある方へ。提案が通らなかった時、何が不足していたと考えられますか?
(※複数回答可/経営陣に新規事業の提案を行ったことがあると回答した214名が回答)

1位収益化シナリオ42%、2位上層部の新市場に関する知識34%、3位事前の根回し32%、3位技術・事業モデルの優位性32%、3位顧客ニーズ32%

提案が通らなかった理由として最も多く挙がった回答は「収益化シナリオ」で42%。3位は「事前の根回し」「技術・事業モデルの優位性」「顧客ニーズ」が32%で並ぶ結果となりました。
役職別でみると、「収益化シナリオ」が不足していると答えたのは部長職が最も多く57%。「上層部の新市場に関する知識」「事前の根回し」の回答が相対的に多かったのが課長職で、それぞれ57%、40%という結果でした。

この他、提案に不足していたものとして挙がった回答は「トップマネジメントが考えているシナリオや自社のリソースとのシナジーが得られないと判断された(一般社員)」「新規事業と既存事業の関連性が薄く、今やることではないとの意見があった(課長)」などがあり、その会社ならではの事情も含め、複合的な原因で提案が通らないこともあるようです。

■収益化シナリオ作りに役立つ、SSAPのお勧めサービスメニュー
・想定顧客と提供価値を整理し、ビジネスモデルの仮説を構築する「コンセプト・ ビジネスモデル整理
・「誰に」「何を」「いくらで」を決め、仮説の正しさを検証する「MVP仮説構築・精査/ニーズ検証

Sony Startup Acceleration Program(SSAP)は、「あらゆる人に起業の機会を。」をコンセプトに、2014年に発足したスタートアップの創出と事業運営を支援するソニーのプログラム。ソニー社内で新規事業プログラムを立ち上げ、ゼロから新規事業を創出した経験とノウハウを活かし、2018年から社外にもサービス提供を開始。経験豊富で幅広いスキルとノウハウをもったアクセラレーターの伴走により270件以上の支援を22業種の企業へ提供。大企業ならではの事情に精通。(※ 2022年12月末時点)

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