2022.07.25
新規事業組織の"リアル"大解剖

#07 プロジェクトチームに足りないスキル「営業」「PR・マーケティング」「デザイン」の中で1番不足しているのは?

本連載は企業内新規事業に従事する方にアンケートを行い、 企業内新規事業の"リアル"に迫る企画です。
第7回のテーマは、「プロジェクトチームに足りないスキル ―営業・PRマーケティング・デザイン編―」。比較的ニーズが高かったこの3つの中で、みなさん特にどのスキルを求めているのでしょうか?

(調査概要:2022年4月、Sony Startup Acceleration Program(SSAP)の公式サイトで実施した、企業内新規事業に従事する321名に対するアンケート)

Q. 今の新規事業チームに足りないスキルがある場合、具体的にどのようなスキルですか?(※複数回答可)

営業 42%、PR・マーケティング 30%、デザイン21%

「営業」が足りないと回答された方が最も多く42%。次いで「PR・マーケティング」が30%、「デザイン」が21%という結果でした。
企業規模別でみると、営業スキルのニーズは300人未満の企業で27%、300人以上の企業で55%と大きな差があった一方で、PR・マーケティングやデザインのニーズはほぼ変わらないことがわかりました。企業規模が大きい会社では、企画職やR&Dなど営業以外の職種の方が新規事業を担う傾向があるのかもしれません。

この他に足りないスキルとして挙げられた回答の中には「社内調整する説得力(課長)」「経営者の新規事業に対する理解(部長)」なども見受けられ、こうした"社内営業"ともいえるスキルについては企業規模に関わらず求められているようです。

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Sony Acceleration Platformは、新たな価値を創造し豊かで持続可能な社会を創出することを目的に2014年にソニー社内の新規事業促進プログラムとしてスタートし、2018年10月からは社外にもサービス提供を開始。ソニーが培ってきた事業開発のノウハウや経験豊富なアクセラレーターによる伴走支援により、760件以上の支援を25業種の企業へ提供。
新規事業支援だけでなく、経営改善、事業開発、組織開発、人材開発、結合促進まで幅広い事業開発における課題解決を行ううえで、ソニーとともに課題解決に挑む「ソリューションパートナー企業」のネットワーク拡充と、それによる提供ソリューションの拡充を目指します。(※ 2024年10月末時点)

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