2022.06.13
新規事業組織の"リアル"大解剖

#01 新規事業プロジェクトチームの人数、足りていると答えた人はわずか●%!

本連載は企業内新規事業に従事する方にアンケートを行い、 企業内新規事業の"リアル"に迫る企画です。
第1回のテーマは、「新規事業プロジェクトの人数が足りているか?」。どのくらいの割合の方が人数不足に悩んでいるのでしょうか?

(調査概要:2022年4月、Sony Startup Acceleration Program(SSAP)の公式サイトで実施した、企業内新規事業に従事する321名に対するアンケート)

Q.あなたの新規事業プロジェクトの人数は足りていますか?

人数が足りていない72%、人数が足りている28%

今回のアンケートでは、「プロジェクトの人数が足りている」と答えたのはなんと3割以下。人数不足に悩む方が7割以上を占めていました。「足りていない」と回答をされた方を役職別で見ると、最も多いのが係長・主任職で79%、最も少ないのが部長職で63%でした。現場とマネジメント層の考えに違いがあるのかもしれません。

人手不足の中で、みなさんどのように業務をカバーしているのでしょうか。回答では「解決策は見つからず、ただ主要メンバーが休みなく働くだけ(部長)」「残業で乗り切る(係長)」など1人1人の業務負担を増やすという方が多く、苦しい状況下で業務にあたっていることがわかりました。

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Sony Startup Acceleration Program(SSAP)は、「あらゆる人に起業の機会を。」をコンセプトに、2014年に発足したスタートアップの創出と事業運営を支援するソニーのプログラム。ソニー社内で新規事業プログラムを立ち上げ、ゼロから新規事業を創出した経験とノウハウを活かし、2018年から社外にもサービス提供を開始。経験豊富で幅広いスキルとノウハウをもったアクセラレーターの伴走により660件以上の支援を24業種の企業へ提供。大企業ならではの事情に精通。(※ 2024年3月末時点)

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