2022.07.04
新規事業組織の"リアル"大解剖

#04 新規事業のプロジェクトチームに「スキルが足りない!」と考える人は驚きの●%!

本連載は企業内新規事業に従事する方にアンケートを行い、 企業内新規事業の"リアル"に迫る企画です。
第4回のテーマは、「新規事業のプロジェクトチームに足りないスキルはあるか」。どのくらいの割合の方がスキル不足に悩んでいるのでしょうか?

(調査概要:2022年4月、Sony Startup Acceleration Program(SSAP)の公式サイトで実施した、企業内新規事業に従事する321名に対するアンケート)

Q. 今の新規事業チームに、足りないスキルはありますか?

足りないスキルがある:95%、足りないスキルはない:5%

今回のアンケートでは、95%もの方が何かしら「足りないスキルがある」と回答。
チームの人数別でみると、「1~3人」という非常に少ない人数のチームではほぼすべての方が「足りないスキルがある」と回答。さらに「10人以上」のチームでも同様の結果が出ました。チームの人数がある程度増えても、まだ足りないスキルに悩まされる場合が多いのが新規事業の特徴と言えるかもしれません。

スキル不足の課題が少なくも見える10人以上のチームでは、具体的にどのようなスキルが足りないと考えているのでしょうか。頂いた回答では、「目的に対する本気の意識(経営者・役員)」「やってやるぞ!という気概と、広く世の中を見渡す眼(一般社員)」など、マインドセットに関わるスキルを挙げる人も多くいました。

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Sony Startup Acceleration Program(SSAP)は、「あらゆる人に起業の機会を。」をコンセプトに、2014年に発足したスタートアップの創出と事業運営を支援するソニーのプログラム。ソニー社内で新規事業プログラムを立ち上げ、ゼロから新規事業を創出した経験とノウハウを活かし、2018年から社外にもサービス提供を開始。経験豊富で幅広いスキルとノウハウをもったアクセラレーターの伴走により650件以上の支援を24業種の企業へ提供。大企業ならではの事情に精通。(※ 2024年2月末時点)

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