SSAPは2021年9月9日(木)、『Sony Open Innovation Day 2021』を開催しました。イベントレポ―トとして、各セッションの模様を登壇者への突撃インタビューと共にご紹介します。
社会における新規事業創出を牽引するリーダー達のセッション「ゲスト講演」にて、京セラ株式会社 研究開発本部 メディカル開発センター所長 圓林 正順さんが「京セラはなぜSSAPとのオープンイノベーションに乗り出したのか」をテーマに講演しました。
講演の内容
京セラ株式会社 研究開発本部の新規事業開発・オープンイノベーションの取り組みを、子どもの仕上げ磨き専用歯ブラシ「Possi(ポッシ)」の事例を交えながらご紹介。Possiプロジェクトでパートナーして事業化を行ったSSAPとの共創秘話もお伝えしました。
講演後のゲストに突撃インタビュー!
――講演してみていかがでしたか?
企業内で新規事業を担当されている方々等を含めて、幅広い層の方々がイベントに参加されていると伺いました。良い機会をいただけたことに感謝ですし、Possiでの新規事業チャレンジの経験が多くの方に届くと良いと思っています。
プロジェクトを支援する立場でPossiに関わり始めてから数年が経ちました。私はマネジメントとして「プロジェクトを評価・指導する」のではなく「プロジェクトに共感し支える」というスタンスを大切にしています。企業内で新規事業を生み出すため、まずはマネジメント層がどう動くべきかという視点で講演をさせていただきました。
――読者へのメッセージがあればお願いします!
企業内で新規事業を生み出そうとするマネジメント層にメッセージを送りたいです。若いメンバーが育つには、彼らが伸びようとしている時にそのステージを与える必要があります。早すぎても遅すぎてもダメで、タイミングが重要です。新規事業を始めて今年で3年目の我々の事例が、オープンイノベーションの参考になれば幸いです。