SSAPは2021年9月9日(木)、『Sony Open Innovation Day 2021』を開催しました。イベントレポ―トとして、各セッションの模様を登壇者への突撃インタビューと共にご紹介します。
アントレプレナー達がアイデアとその想いを語るセッション「ニュービジネス&アイデア」にて、ソニーグループ株式会社 Startup Acceleration部門 Sony Startup Acceleration Program プロデューサー 杉上 雄紀・堂道 有香が「Z世代の発想を、新規事業にどう活かすか?~4大学とのイノベーション探索~」をテーマに講演しました。
講演の内容
SSAPは、東京大学・東京藝術大学と社会連携講座を開講し、企業と大学・学生が連携しスタートアップを創出する「産学協創エコシステム」の発展を目指しています。また学校法人立命館(以下、立命館)が設立した「立命館・社会起業家支援プラットフォームRIMIX(Ritsumeikan Impact-Makers Inter X(cross))」とも連携し、学生・生徒・児童のアイデアのブラッシュアップ、事業化への課題検証等を支援しています。これらの活動の様子を、具体的な事例を交えながらご紹介しました。
講演後のゲストに突撃インタビュー!
――講演してみていかがでしたか?
杉上:東大で社会連携講座を立ち上げ、大学生発スタートアップのインキュベーションを始めて3年になります。大学生と大企業のかけ合わせが持つポテンシャルを多くの方にご覧いただける機会になれば嬉しいです。これからもこの掛け合わせで、Z世代向けはもちろん、それ以外の価値創造にも挑戦していきたいです。
堂道:Z世代とともにプロジェクトを走らせている時は没頭モードなので、一歩引いて、俯瞰して整理し、原点に立ち返る良いきっかけになりました。Z世代と“大人”が交わる取組みは、部活&実業団、サークルバンド&音楽レーベル等と無限な組み合わせと可能性があるなと改めて感じました。
――読者へのメッセージがあればお願いします!
杉上:世に問いたい商品・サービスの案はあるが会社で挑戦したり業務化したりできる機会に恵まれずモチベーションが下がり、転職を考え始めている入社3~5年目の若手社員や、その方々をサポートしたい人事・人材開発担当の方に、大学生と共に新規事業を実践的に検証する研修を知っていただきたいです!
堂道:新規事業や起業関心層のみならず、小学生から引退されたベテラン勢まで広く届くといいなと思います。多様性が増す世の中、世代間もボーダーレスで交わり、相互に刺激し合い、ALL GENERATIONのために、ALL GENERATIONでより良い世の中を目指せたらと思います。