SSAPは2021年9月9日(木)、『Sony Open Innovation Day 2021』を開催しました。イベントレポ―トとして、各セッションの模様を登壇者への突撃インタビューと共にご紹介します。
社会における新規事業創出を牽引するリーダー達のセッション「ゲスト講演」にて、株式会社日本政策投資銀行(DBJ) 女性起業サポートセンター長 山川 未来夫さん・株式会社137 代表取締役社長 黒田 千佳さんが「DBJが支援 起業家の「今」を考える」をテーマに対談セッションを行いました。
対談の内容
これまで8回開催された、DBJ主催の「DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」。DBJでコンペティションをはじめとした女性起業支援に携わる山川さんと、2019年DBJ女性新ビジネスプランコンペティションにて大賞を受賞した黒田さんより、女性が起業する上での課題やビジネスの傾向、DBJの支援内容をご紹介しました。
対談後のゲストに突撃インタビュー!
――対談してみていかがでしたか?
山川さん:DBJは起業家の方々をサポートさせていただいています。対談の中では私自身も気付きがありましたし、黒田さんが本コンペティションへの出場やSSAPの支援等を通して濃密な経験をされていたことを実感しました。
黒田さん:私は昨年度、SSAPの支援を受け、DBJ主催の「DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」に参加しました。あれから約1年後のイベントの場で、当時のフィードバックをもらえてとても嬉しかったと共に、今日の振り返りもとても勉強になりました。当時は寝る間も惜しんでビジネスプランを練っており、その頃の記憶が走馬灯のように蘇ってきました。
――読者へのメッセージがあればお願いします!
山川さん:女性起業家の方々に我々の対談が届いていれば嬉しいです。日本は他の国・地域と比較し、まだまだ女性起業家の活躍の場が少ないと言われています。勇気を出して一歩踏み出し世の中のために頑張っていれば、必ず誰かが助けてくれます。
また起業にチャレンジされる際は、ステークホルダーとの会話も是非大切にしていただきたいです。新しいことやチャレンジングなことは、様々な領域からのサポートがあった方が成功しやすいです。ステークホルダーの声に真摯に向き合い、一歩を踏み出す方が増えればと思います。
黒田さん:「チャレンジしようかな?」「やってみたいけど、まずは上司に相談してみようかな?」等と、アイデアがあって挑戦するかを悩んでいる方は、チャレンジした方が良いです。私自身、コンペティションの過程で失敗も沢山しましたが、失敗から学ぶことは沢山あり、それが自分を成長させてくれます。DBJの方々やSSAPの方々のようにサポートをしてくださる方もいるので、周囲の協力を仰ぎながら、一回きりの人生を楽しみつつ、まずはチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。