2021.10.14
Sony Open Innovation Day 2021 開催レポ―ト

株式会社LIXIL 羽賀 豊さん「LIXIL Housing Technologyにおける新しい事業領域への挑戦」

SSAPは2021年9月9日(木)、『Sony Open Innovation Day 2021』を開催しました。イベントレポ―トとして、各セッションの模様を登壇者への突撃インタビューと共にご紹介します。

社会における新規事業創出を牽引するリーダー達のセッション「ゲスト講演」にて、株式会社LIXIL LIXIL Housing Technology Japan ビジネスインキュベーションセンター センター長 羽賀 豊さんが「LIXIL Housing Technologyにおける新しい事業領域への挑戦」をテーマに講演しました。

講演の内容

2019年4月にLIXILで活動を開始したビジネスインキュベーションセンターの設立の狙いやセンター発の新規事業事例を、SSAPとのオープンイノベーションのストーリーを交えてご紹介しました。

講演後のゲストに突撃インタビュー!

――講演してみていかがでしたか?

我々LIXILのビジネスインキュベーションセンターで実践していることはとてもシンプルです。商品開発の際に大切にしているのが、必ずユーザー層となり得る方々にインタビューをして蓋然性を高めること。ユーザー層の視点に立つことで様々な気付きが得られます。それは商品を企画する段階でどういった機能を入れれば良いかという点でも、販促の際にどのようなメッセージを訴求するかという点でも役立つものです。

――読者へのメッセージがあればお願いします!

ビジネスインキュベーションセンターから生まれた電動オープナーシステム「DOAC」も、高齢者や障がい者の方々に沢山インタビューをしたからこそ、商品化まで辿り着きました。
新規事業はまず行動することが一番重要だと考えています。アイデアがあればまず誰よりも先にそれを形にし、その過程でユーザーの視点を大切にしてみてください。

写真左:電動オープナーシステム「DOAC」、写真右:キャットウォール「猫壁(にゃんぺき)」
写真左:電動オープナーシステム「DOAC」、写真右:キャットウォール「猫壁(にゃんぺき)

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Sony Startup Acceleration Program(SSAP)は、「あらゆる人に起業の機会を。」をコンセプトに、2014年に発足したスタートアップの創出と事業運営を支援するソニーのプログラム。ソニー社内で新規事業プログラムを立ち上げ、ゼロから新規事業を創出した経験とノウハウを活かし、2018年から社外にもサービス提供を開始。経験豊富で幅広いスキルとノウハウをもったアクセラレーターの伴走により660件以上の支援を24業種の企業へ提供。大企業ならではの事情に精通。(※ 2024年3月末時点)

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