2021.09.21
Sony Open Innovation Day 2021 開催レポ―ト

起業家 角田さん・河さん・井出さん対談「あらゆる人が新規事業業界で活躍するために必要な事とは」

SSAPは2021年9月9日(木)、『Sony Open Innovation Day 2021』を開催しました。イベントレポ―トとして、各セッションの模様を登壇者への突撃インタビューと共にご紹介します。

アントレプレナー達がアイデアとその想いを語るセッション「ニュービジネス&アイデア」のゲストとして、vivola株式会社 代表取締役CEO 角田 夕香里さん、株式会社Waris 代表取締役・共同創業者 河 京子さん、株式会社シェアダイン 共同代表 井出 有希さんが 「あらゆる人が新規事業業界で活躍するために必要な事とは」について対談しました。

対談セッションの内容

セッションでは、起業家である3人のご経歴・現在のビジネスの紹介に加え、起業をしたきっかけの具体的なストーリー、ビジネスを進める上での苦労や乗り越え方をインタラクティブな対談にてお届けしました。

対談後のゲストに突撃インタビュー!

――対談してみていかがでしたか?

角田さん:私は起業してからまだ約1年。今日対談した河さん・井出さんは起業の先輩でした。これから事業を育てていく過程で壁が立ちはだかることがあると思いますが、今日の話は私にとって今後の参考になりそうです。

河さん:緊張しました(笑)。対談した3人は個人的な課題の解決のために事業に取り組むという点ではマイノリティだと思いますが、共通するものを感じました。

井出さん:私も3人には共通点がいくつあるように思いました。私自身ライフステージの変化と共に、思いっきり仕事ができる人が正直羨ましく思う時期もありましたが、今は壁を乗り越え個人的に興味があった食の課題をビジネスにできています。対談は、共感する部分も学びになる部分もありました。

――読者へのメッセージがあればお願いします!

角田さん:vivolaで行っている女性医療の分野は、社会課題として根深いです。例えば不妊治療と仕事の両立は想像以上に難しく、企業の協力も必要と言われています。そういった悩みを抱える女性のためにもこの課題が解決できればと思いますし、vivolaという会社自体もビジネスを成長させる過程でメンバーが働きやすい環境を整えていく予定です。

河さん:私はもともと創業するつもりは無かったのですが、気付いたら今の仕事をしていいます。大変だけど楽しく充実した日々ですし、このチャレンジがどなたかの何かのきっかけになればと思っています。

井出さん:女性は20代後半から30代でのライフステージの変化によって、様々な悩みを抱える方が多いと思います。課題を事業に結びつけた事例として我々が道を切り開いていきたいですね。

vivola株式会社 代表取締役CEO 角田 夕香里さん、株式会社Waris 代表取締役・共同創業者 河 京子さん、株式会社シェアダイン 共同代表 井出 有希さん
左より角田さん、河さん、井出さん

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Sony Startup Acceleration Program(SSAP)は、「あらゆる人に起業の機会を。」をコンセプトに、2014年に発足したスタートアップの創出と事業運営を支援するソニーのプログラム。ソニー社内で新規事業プログラムを立ち上げ、ゼロから新規事業を創出した経験とノウハウを活かし、2018年から社外にもサービス提供を開始。経験豊富で幅広いスキルとノウハウをもったアクセラレーターの伴走により660件以上の支援を24業種の企業へ提供。大企業ならではの事情に精通。(※ 2024年3月末時点)

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