Sony Startup Acceleration Program(以下SSAP)は、2019年度に東京大学と社会連携講座を開講しました。企業と大学・学生が連携し、スタートアップを創出する「産学協創エコシステム」の発展を目指しています。本講座では、年1回のニーズ検証結果をピッチするイベント「オーディション」を軸に、「トレーニング」、「ワークショップ」等が行われています。
第6回は、社会連携講座を受講する学生に向けて、毎週行われている「Training」の様子をレポートします。
Trainingは大学の講義の枠で毎週行われており、2019年11月6日(水)に行われるスタートアップ・アイデアのオーディション最終審査に向け、主にSSAPのプロデューサーがレクチャーやメンタリングを行っています。
講座が開始された2019年4月から6月の3ヶ月間はアイデアを生み出し、そのアイデアに対する顧客ニーズを検証するためのレクチャーを行い、7月から9月の3ヶ月間はその実践として、学生たちが3,4名程度のチームを組み自らのアイデアのプロトタイプ開発や想定顧客インタビューを実施、10月からは最終審査に向けたピッチの練習を行いました。
Auditionの最終審査まで1ヶ月を切った10月、Trainingの授業では、チームごとにSSAPのプロデューサーによるメンタリングを受けながら、最終審査でそれぞれがアイデアの魅力や実現性を審査員にアピールできるよう、ピッチの準備を進めています。計13組のチームはそれぞれのバックグランドや専門知識を生かしながらオリジナリティあふれるアイデアを生み出し、その実現に向けて奮闘中です。この講座から生まれたアイデアやチームがいつの日か世の中に出て、私たちのライフスタイルを変える野心的な取り組みへと発展していくかもしれません。
これからも東大とソニーの社会連携講座では、様々な活動を行っていく予定です。