2019.09.02
東大とソニーの社会連携講座

#01 【Workshop】テーマ別Workshop@東京大学

Sony Startup Acceleration Program(以下SSAP)は、2019年度に東京大学と社会連携講座を開講しました。企業と大学・学生が連携し、スタートアップを創出する「産学協創エコシステム」の発展を目指しています。本講座では、年1回のニーズ検証結果をピッチするイベント「オーディション」を軸に、「トレーニング」、「ワークショップ」等が行われています。

第1回は、SSAPが東京大学にて行っている「テーマ別Workshop」の様子をレポートします。

ワークショップの様子

「Audition」の一次審査にエントリーするアイデアの発想と仲間集めをサポートすることを目的に、2019年4月から6月の間に、「Workshop」を6回行いました。各Workshopでは企業やNPOの方々をゲストに迎え、テーマや課題の共有を行ったり、学生たちのアイデア発想をサポートしたりしました。
Workshopには、東大生に加え、東京藝術大学やその他美術大学の学生、社会人も参加し、多種多様なバックグラウンドを持つメンバーで盛り上がりをみせました。

ワークショップの様子

Workshopのテーマ一覧
第1回 車輛・ロボティクス
第2回 丸の内のメディアアート(ゲスト:三菱地所株式会社 社員)
第3回 地方都市の社会課題解決(ゲスト:Disport 高畑拓弥さん)
第4回 ヘルスケア・IoTを用いた新しい保険(ゲスト:ソニー生命保険株式会社 社員)
第5回 インスタグラマー×旅行(ゲスト:Himemama代表理事 坂上愛佳さん)
第6回 事業承継×テクノロジー(ゲスト:Yamatoさわかみ事業承継機構 代表取締役社長 吉川明さん)

Workshopには各回約20名の学生が参加し、4~5名ずつのチームに分かれて実施。ゲストからのインプットをもとに、ペルソナをたてて課題解決のストーリーを考察したり、アイデアを付箋に書き出しチーム内で議論したりしました。Workshop最後では、チームごとに生まれたアイデアを参加者に向けて発表しました。各回とも、参加者のオリジナリティ溢れるアイデアが生まれました。

ワークショップの様子
ワークショップの様子

社会連携講座に参加する学生達は、上記のようなWorkshopで生まれたアイデアも含め、2019年7月中旬に行われた「Audition」一次審査に向け準備を進めました。

ワークショップの様子

 

Sony Acceleration Platformは、新たな価値を創造し豊かで持続可能な社会を創出することを目的に2014年にソニー社内の新規事業促進プログラムとしてスタートし、2018年10月からは社外にもサービス提供を開始。ソニーが培ってきた事業開発のノウハウや経験豊富なアクセラレーターによる伴走支援により、760件以上の支援を25業種の企業へ提供。
新規事業支援だけでなく、経営改善、事業開発、組織開発、人材開発、結合促進まで幅広い事業開発における課題解決を行ううえで、ソニーとともに課題解決に挑む「ソリューションパートナー企業」のネットワーク拡充と、それによる提供ソリューションの拡充を目指します。(※ 2024年10月末時点)

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