『空いているか1秒でわかる、優しい世界の実現に向けて』インフォセッションレポート:バカン 代表取締役
Sony Startup Acceleration Program(以下SSAP)は、さまざまな企業や大学、NPO間の交流を促しオープンイノベーションを加速すべく、様々な取り組みを行っています。
その取り組みの一つとして、社会にインパクトを与えている気鋭のイノベーターやプロフェッショナルをお招きし、アントレプレナー精神やイノベーターとしての気概やヒント、テクニックなどについてお話し頂く講演会、“SSAPインフォセッション“を定期的に開催しています。
2020年2月12日(水)、ソニー本社ビル1階の共創とネットワーキングの場「Creative Lounge(クリエイティブラウンジ)」に、「J-Startup」(※1)選定のスタートアップ企業 株式会社バカン(以下バカン)代表取締役 河野剛進さんをお招きし、新規事業に関心を持つ方々に向けて『VACAN〜空いているか1秒でわかる、優しい世界の実現に向けて〜』をテーマにご講演いただきました。当日はソニー社員に加え様々な企業の方々が参加、河野さんが起業に至るまでや、バカンのビジョンと実現したい未来などをお話頂き、参加者の方々も大満足の1時間半となりました。
ここでは、河野さんにお話頂いた内容の一部を紹介します。
講演会アジェンダ
【第1部:会社について】バカンとは?サービス内容と将来像
・空席情報配信サービス「バカン」、7.9億円の資金調達までの道のり
・バカンを始めるきっかけとなった、家族・子供のこと
・フードコートや空港の手荷物検査場での空き状況把握。それらを実現する仕組みとは
・ランチ難民やカフェ難民を無くしたい。これからのバカンが目指すこと
【第2部:起業家としての自分】創業時のリアル、これから目指すこと
・起業するためにまずは貯蓄、そしてキャッシュフローの構築
・オープンイノベーションの時代、どんな企業・団体と連携するかがカギに
・「スタートアップ=下請けではない。」大企業人に伝えたいこと
あらゆる人に起業の機会を。
Sony Startup Acceleration Programはソニーが手がけるスタートアップの創出と事業運営を支援するプログラムです。2014年から6年間で、60件以上の事業化検証、16の事業を創出(2020年12月1日時点)。それらを通じて培った経験やノウハウを生かし、アイデア出しから事業運営、販売、アライアンス・事業拡大に至るまで総合的に支援する仕組みを整備し、スタートアップ支援サービスとしてみなさまにご提供しています。
バックナンバー
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Vol1News2019.10.07Sony Startup Acceleration Program主催のワークショップに、コクヨ・リコーの社員が参加
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Vol3Column2020.03.05『革新的な電池で、人類の未来に革新を』インフォセッションレポート:スペースリンク 代表取締役
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Vol4Column2020.03.19『空いているか1秒でわかる、優しい世界の実現に向けて』インフォセッションレポート:バカン 代表取締役
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Vol10Column2020.11.05『働く人一人ひとりがリーダーシップを発揮できる組織づくりのヒントとは?』インフォセッションレポート:Unipos株式会社 代表取締役社長
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Vol11Column2021.01.18『利己と利他の一致するプロジェクト~正しい仕事に人は集まる~』インフォセッションレポート:元ソニーコンピュータサイエンス研究所 (Sony CSL) 吉村氏