Sony Startup Acceleration Program(以下SSAP)は、さまざまな企業や大学、NPO間の交流を促しオープンイノベーションを加速すべく、様々な取り組みを行っています。
2019年9月27日(金)、ソニー本社ビル1階の共創とネットワーキングの場「Creative Lounge(クリエイティブラウンジ)」に、「J-Startup」(※1)選定のスタートアップ企業MAMORIO株式会社(以下MAMORIO)代表取締役 増木大己さんをお招きし、新規事業に関心を持つ方々に向けて『「MAMORIO」から考える新しい時代のプロダクトの組み立て方』をテーマにご講演いただきました。当日はソニー社員に加え様々な企業の方々が参加、増木さんの現在に至るまでの紆余曲折な起業経験とそこからの学びについてお話いただき、あっという間の1時間半となりました。
※1 経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラム
SSAPでは、社会にインパクトを与えている気鋭の起業家やイノベーターをお招きし、そのアントレプレナー精神やイノベーターとしての気概についてお話しいただく講演会、“SSAPインフォセッション“を定期的に開催しています。
講演では増木さんご自身のMAMORIOでの経験をもとに、ヒットするプロダクトに必要なことは、当初は理解されない大胆な引き算をすること、「ZERO(ゼロ)」にすることが重要だとお話いただきました。当たり前と思われていることをゼロにすることで本質にスポットがあたり、イノベーションが起きる。新たなプロダクトやサービスを作る時にどのようなゼロを実施し、真の価値を提供するかを見出すことの大切さを教えていただきました。
またその真の価値に早く気づく為には、さまざまな挑戦をし続けることが大切という熱いメッセージをいただきました。
インフォセッションの最後にはQ&Aのコーナーも設けられ、多数の参加者から次々に投げかけられる質問に対し、増木さんがご自身の経験を踏まえてひとつひとつ回答してくださいました。
SSAPは今後も“オープンイノベーション”の加速に向け、人が交流し、アイデアが生まれる場と機会を提供していきます。