2024年9月2日(月)、「Sony Acceleration Platform」は学生とのコラボレーション機会を増やすべく、Creative Loungeで「学生向け社会課題解決&モノづくりワークショップ」を開催しました。
新しいアイデアを生み出し、自分の可能性を広げる場として開催された本ワークショップは「Sony Acceleration Platform」が今までに培った「起業家マインド育成(事業開発ノウハウ)」と「テクノロジー/モノづくり体験」をセットにした体験型プログラムです。
9月2日開催回にご参加いただいたのは、日本女子大学附属中学校・高等学校の皆さん。
身近な商品やサービス、社会の課題と改めて向き合いながら、AIや技術を使って新規事業企画を考えることを存分に楽しんでいただけたようです。
▼プログラム
1.事業のつくりかた講座
- 事業のつくり方について学ぶ
- 課題を解決する流れ(アイデア出し、商品化など)を学ぶ
2.社会課題を起点とした商品アイデア出し体験
- 身の回りにある社会課題を一つ選択する
- 選んだ課題を解決するための商品アイデアを検討する
3.商品PRグッズ制作を通じたモノづくり体験
- 商品のキーワードを考え、ブランドロゴを作成する(生成AIを活用)
- モノづくり機材(UVプリンター、レーザーカッター等)を活用し、作成したブランドロゴのアクセサリーを制作する
▼個人ワーク・グループワークの様子
▼ご参加いただいた皆さまからのアンケート(※一部抜粋)
- 起業することは身近ではないと思っていたのですが、今回のワークショップを通して難しいことではなく、楽しいことだと思えました。手順を踏むことで、事業を企画することもできると分かったので、今後に生かしたいです。
- 起業することに興味はあったが、難しそうだと思っていた。しかし、今回、実際に体験してみて、どのような社会問題があって、どのように解決していくか考えていくのは想像以上に楽しかった。
- 新規事業を立ち上げる、起業するということに興味を持ちつつも、足を踏み入れたことがなかったが、今回初めてこのような経験をすることができ将来の道がまた広がったように感じた。
- 事業をゼロから作り上げることはすごく難しいことだと実感しました。ワークショップでは、テーマが決められていましたが、実際に起業しようするとさらに難しく厳しい道なのだろうと思いました。ですが、チームのメンバーの意見は新しい発見が多くて、今日のワークショップでアイデアを出す楽しさは分かった気がします。
- 他者の意見を理解することで価値観が広がり、社会課題の身近さを改めて実感した。
- 身近にサービスや誰かのアイデアによって作られたモノが沢山あるが、そのカタチを作ることの大変さを知ることができた
- 新規事業が実際にどのような過程で作られているかなど、学校の授業だけでは得られない学びを体験することができ、とても有意義な時間になりました。
▼日本女子大学附属高校 岡本先生(写真左)・内藤先生(写真右)より
生徒が主体的に、そして楽しそうに活動していたのが印象的でした。「新しい事業を立ち上げることは、誰かの課題を解決することである」という講師の方の言葉を通じ、「起業とは何か特別な才能を持った人が行う特殊な世界」という固定的なイメージがガラッと崩れたのではないかと思います。グループで課題を考え、その解決策を見出し、商品化していく…その過程を実践できる貴重な体験をさせていただき、生徒にとって大変有意義な時間となりました。
今後もCreative Loungeは、オープンイノベーションを推進していきます。
※Creative Loungeでは共創を目的に、企業・団体様からの施設見学を受け付けております。見学のご要望がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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