2024年8月6日(火)、Sony Acceleration Platformは学生とのコラボレーション機会を増やすべく、Creative Loungeで「学生向け社会課題解決&モノづくりワークショップ」を開催しました。
新しいアイデアを生み出し、自分の可能性を広げる場として開催された本ワークショップはSony Acceleration Platformが今までに培った「起業家マインド育成(新規事業ノウハウ)」と「テクノロジー/モノづくり体験」をセットにした体験型プログラムです。
8月6日開催回にご参加いただいたのは鹿児島県姶良市の中学生・高校生の皆さん。
初めて考える課題や、初めて知るテクノロジー、初めて見る機械など、多くの“初めて”を通してプログラムを体験していただきました。
▼個人ワーク・グループワークの様子
▼プログラム
1.新規事業のつくりかた講座
- 新規事業について学ぶ
- 課題を解決する流れ(アイデア出し、商品化など)を学ぶ
2.社会課題を起点とした商品アイデア出し体験
- 身の回りにある社会課題を一つ選択する
- 選んだ課題を解決するための商品アイデアを検討する
3.商品PRグッズ制作を通じたモノづくり体験
- 商品のキーワードを考え、ブランドロゴを作成する(生成AIを活用)
- モノづくり機材(UVプリンター、レーザーカッター等)を活用し、作成したブランドロゴのアクセサリーを制作する
▼プレゼンテーションの様子
▼ご参加いただいた皆さまからのアンケート(※一部抜粋)
- 自分たちで、何のために、何をつくるのかを考えるのが難しかったが、そこからだんだんとひろげていき、生成AIを使うなどして、ロゴや缶バッチをつくるのが楽しかった。
- 見たこともない機材で自分たちが考えたもののカタチになっていくことがとても楽しかった。
- (SDGsの課題を通して)地域の問題や地球環境について考えることができてよかったと思います。
- 今日のワークショップで自分のまだ分からない可能性を感じました。自分でもここまでアイデアがでるとは思わなかったので、今でもびっくりしています。これを通して、ソニー本社で働いて、いろいろなアイデア商品を作りたい。人の役に立つものを作りたいと思いました。入社したときはよろしくお願いします。
- 自分や社会の具体的な問題を見つけて、答えのない解決方法を考えることは初めての体験で難しかったけど楽しかった。最初はすごく深刻にかたく考えていたけれど、自分の思いつくままにアイデアを出してOK!と言ってもらい、意見が出やすくなった。じっくり時間をかけて1つのことに対して新しい考えを出すことは大切だと感じた。
▼姶良市 上﨑先生より
今回は、科学分野で社会貢献することができる人材育成をねらいとした姶良市教育委員会学校教育課重点施策のひとつである「あいらぶ!サイエンス講座」の一環として参加させていただきました。SDGsの目標の中から課題を選択・決定し、科学技術を活用した解決方法を提案したり、チームで発想した企業ロゴをプリントした商品PRグッズを作ったりする体験をとおして、生徒たちは、課題を科学的に探究する力を養うとともに,共創する喜びや価値をたっぷりと感じることができました。価値ある体験を提供していただき心より感謝申し上げます。
今後もCreative Loungeは、オープンイノベーションを推進していきます。
※Creative Loungeでは共創を目的に、企業・団体様からの施設見学を受け付けております。見学のご要望がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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