2022.06.10
アクセラレーター・厳選ノウハウ

ゼロから新規事業ノウハウを身につけるための3つのポイント

事業化までにたくさんの壁が立ちはだかるといわれる新規事業。正解がない中、1人で悩んでいませんか?本連載では、新規事業立ち上げ支援のプロフェッショナル集団であるSony Startup Acceleration Program(SSAP)のアクセラレーターが「壁」を乗り越えるための知識や知見、事例、ノウハウなどを共有します。

今回はビジネスデザインチームの責任者としてこれまで100以上の新規事業組織やスタートアップのカウンセリングを行ってきた沼田 洋平が、「新規事業ノウハウの身につけ方」について説明します。

アクセラレーター 沼田洋平
回答者プロフィール

まずお伝えしたいのが、一般企業の大半の方が新規事業の立ち上げを経験したことがないということです。実際に私たちが定期的に実施している説明会のアンケートでも、7割以上の方が新規事業は未経験だと回答されています。

また、新規事業を創出する際はアイデアを出す、事業計画をまとめる、モノやサービスを作る、マーケティングを行うなど、様々なフェーズにおいて多岐にわたる専門性が必要です。しかし、こういった様々なフェーズを経験し幅広いスキルを身に付けた方は多くないかと思います。今まで経験したことがないことを、いきなりやろうと思っても難しいのは当たり前です。また、新規事業ゆえに前例が少ない状態でスタートラインに立つことが求められます。

そのため、既に体系化された新規事業の進め方を短期間で把握し、多くの時間を実践に割くことが有用です。実践しながら学び、自分の中でその学びを体系立て、次のアクションに活かすことが重要となります。予測不能な課題が山のように押し寄せてくる新規事業だからこそ、事業とともに自分が成長していくこともポイントです。

新規事業ノウハウを身につけるための3つのポイント

1つ目は全体像を把握し、各フェーズで必要とされる知識やスキルを把握することです。新規事業を生み出すためには、各フェーズで求められるスキルが異なります。そこで、まずは新規事業を生み出すためのフェーズ全体を把握し、各フェーズでどのようなスキルが求められるのかを理解することが必要です。ここで重要なことは、自分1人で対応できるスキル、努力すればなんとか対応できるスキル、自分ではできないスキルを整理することです。この整理を行うことで、新規事業の各フェーズで協力者を募るかどうかの判断ができるようになるためです。

新規事業の進め方についての情報は世の中にたくさんありますが、自分1人でゼロから知識を得ようとすると時間がかかります。足りないスキルは社外の専門家に委託すれば、効率的に新規事業のノウハウを得ることができます。また、次のフェーズに進めて良いかどうかは、客観的な評価に基づいて判断することが大切です。活動のゴールを事業化と定めた場合、SSAPでは「事業仮説構築」「PoC計画実行」「事業化準備」の大きく3つのフェーズに分けて、都度客観的な評価・アドバイスをしています。小さなゴールを段階的に設けることで、素早く低コストで事業化の可否や投資の判断を確認することができます。

SSAPでは、お客様それぞれのフェーズに合わせた細かな支援に加え、アイデア出しから事業化まで、新規事業開発に必要な工程を網羅したサービスメニューもあります。ゼロから伴走することで新規事業未経験の方でも短期間で成果を出すことが可能です。

2つ目はすでに新規事業創出に成功している、もしくは経験のある方にインタビューをすることです。未経験のことを1人で進めるよりも、すでに成功している人に話を聞き、その知見やノウハウを取り入れることが新規事業立ち上げの近道です。社内で成功者を見つけられない場合は、

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連載 新規事業実践論

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Sony Startup Acceleration Programはソニーが手がけるスタートアップの創出と事業運営を支援するプログラムです。2014年から9年で、130件以上の事業化検証、20の事業を創出(2022年9月末時点)。それらを通じて培った経験やノウハウを生かし、アイデア出しから事業運営、販売、アライアンス・事業拡大に至るまで総合的に支援する仕組みを整備し、新規事業支援サービスとしてみなさまにご提供しています。

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