Sony Open Innovation Day 2024 開催レポ―ト

基調講演では、ソニーグループ株式会社社長 COO 兼 CFOの十時 裕樹が「Beyond the boundaries」をテーマに、お話をしました。

Sony Open Innovation Day 2024では、会場に登壇企業とソニーグループの新規事業を紹介する展示ブースを設置しました。また、すべてのセッション終了後には来場者、登壇者、主催者の交流の場として懇親会を実施。盛況のまま今年度のイベントは幕を下ろしました。

イノベーターセッション：SSAP Europeにはスウェーデン・ルンドに駐在するSony Startup Acceleration Program (SSAP) 欧州チームのシニア・イノベーションマネージャーが登壇。SSAP Europeにおけるコーポレートインキュベーションにおける5つのキーポイントとは？

イノベーターセッション：CVC＋アクセラレーションプログラムでは、Sony Startup Acceleration Program（SSAP）とソニーのコーポレート・ベンチャー・キャピタル（CVC）であるソニーベンチャーズ株式会社の協業による取り組み、および革新的な企業への投資・支援実績をご紹介しました。また投資先スタートアップ3社のイノベーターから各社の事業を紹介いただきました。

イノベーターセッション：ソニー発事業化トークセッションにはソニー株式会社（現：ソニーグループ株式会社）に入社し、ソニーのテクノロジーを活用して世の中の課題解決や新しいライフスタイルの提案などを行ってきた二人のイノベーターが登壇。ソニーの新規事業が挑戦する社会課題とは？社内起業の壁とは？これまでの挑戦と今後の展望について共有していただきました。

イノベーターセッション：組織人材開発トークセッションでは住友商事株式会社、東京ガス株式会社、ソニー生命保険株式会社から3名のイノベーターに登壇いただきました。新規事業における組織を超えた取り組み、制度・人材育成における課題、そしてその課題を乗り越え新しい価値を創るために実践してきたことを共有いただきました。

イノベーターセッション：事業開発プレゼンテーションには２社が登壇。「CES 2023」で「Innovation Award」を受賞したサントリーグループが開発を進める生体データ計測デバイス端末“XHRO（クロ）“と「スタートアップワールドカップ2023」世界大会にて優勝したアイリス株式会社が開発した”感染症判定AI咽頭カメラ“・”咽頭画像データベース“。それぞれ事業開発に関して2人のイノベーターに挑戦と今後の展望をプレゼンテーションいただきました。

パネルディスカッションでは、多くの価値創造をバックアップしてきた三尾氏のモデレーションのもと、「バウンダリースパニング」を体現する宜保氏、瀧口氏、小田島がそれぞれの経験・知見を共有しました。

Sony Startup Acceleration Program（SSAP）セッションでは、Sony Startup Acceleration Program責任者の小田島 伸至が、”SSAPの新たな挑戦と今後の展望”を語りました。

ゲストスピーカーセッションでは、過酷な宇宙空間において、国籍や立場の異なるクルー達と命にも関わるミッションを遂行してきた野口 聡一氏から、”ワンチームで困難を乗り越える強い組織の作り方”をテーマとした講演とともにQ＆Aセッションを実施いただきました。