2024.12.20
Sony Acceleration Platform サービス導入事例

【東京ガス株式会社】DX人材(ビジネス変革人材)の育成を通して、新規事業開発のスキル・マインドを向上

サービス導入事例


会社名  東京ガス株式会社
事業内容 エネルギー・ソリューションの提供など
従業員数 [単体]3,190名(2024年3月31日現在)
     [連結]15,504名(2024年3月31日現在)
URL    https://www.tokyo-gas.co.jp/

1.Sony Acceleration Platformを導入頂く前に持たれていた課題を教えてください。

東京ガスでは、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に伴い、人材育成を重要な課題として位置づけています。DX人材のうちのひとつの役割として「ビジネス変革人材」という役割を定義し、さらにビジネス変革の内容として「新事業」と「業務変革」という2つの分野を設定しています。

こうした背景のもと、私たちの部門では、「新事業の開発ができる人材を増やす」という観点で最適な手段を模索している状況でした。

2.Sony Acceleration Platformをお知りになったきっかけ、選んで頂いた理由を教えてください。

新事業を開発できる人材育成のためのパートナーを探していた際に、Sony Acceleration Platformのセミナーを受講した同僚から紹介を受けました。プログラム内容が単なる座学ではなく、実際の事業創出に即した構成となっていたことが大きな魅力でした。さらに、このプラットフォームは大企業の内部で新規事業創出に取り組むプロセスを通じて開発・改善されており、私たちと似た立場や課題感を持ちながらブラッシュアップされている点が非常に共感できました。このような理由から、Sony Acceleration Platformを選択することにしました。

3.Sony Acceleration Platformよりどのようなサービスを受け、その結果、課題がどのように解決されたかを教えてください。

新事業開発に関する社内研修を実施するにあたり、Sony Acceleration Platformのカリキュラムを採用し、講師役もお願いしました。本研修により、受講者は新事業開発を行う上で必要となる基本的な知識や考え方を体系的・実践的に学ぶことができました。

また、当時社内に蓄積されている知見を基にした新事業開発の「型」の構築も進めていましたが、その「型」の内容と整合するように本研修のカリキュラムや教材の内容をアレンジして頂けたため、研修内容がより業務で活用しやすいものとなりました。併せて、本研修で得られた新たな知見を「型」へ反映することで、より実効性の高いものへブラッシュアップすることができました。

4.サービスを受けて感じたメリット及び、率直な感想を教えてください。

研修の受講者からは「講師の説明が非常に分かりやすかった」「質問に対する回答が的確で大変納得感があった」という評価が寄せられ、学習効果が高かったと考えています。

また、研修を企画する立場から見ると、Sony Acceleration Platformに相談してから研修開始までの期間が短く、限られた時間の中で企画を進めなければならない状況でしたが、アクセラレータの方がニーズを的確に理解し、それに応える能力が高かったため、主催者として大変助けられました。

5.今後の展望・進め方について教えてください。

新事業開発に関する本研修は昨年初めて開催され、受講者数は約20名と限定的なものでした。今後は、この研修を継続して開催することで社内の「修了生」を増やし、DX人材(ビジネス変革人材)の育成を通じて新規事業開発のスキルとマインドの向上を図り、全社的なDX推進を加速させたいと考えています。

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Sony Acceleration Platformは、新たな価値を創造し豊かで持続可能な社会を創出することを目的に2014年にソニー社内の新規事業促進プログラムとしてスタートし、2018年10月からは社外にもサービス提供を開始。ソニーが培ってきた事業開発のノウハウや経験豊富なアクセラレーターによる伴走支援により、780件以上の支援を25業種の企業へ提供。
新規事業支援だけでなく、経営改善、事業開発、組織開発、人材開発、結合促進まで幅広い事業開発における課題解決を行ううえで、ソニーとともに課題解決に挑む「ソリューションパートナー企業」のネットワーク拡充と、それによる提供ソリューションの拡充を目指します。(※ 2024年12月末時点)

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