2024.09.11
Sony Acceleration Platform サービス導入事例

【住友商事株式会社】豊富なノウハウに基づいた支援により、当社仕様にカスタマイズされた評価ルールを設計

サービス導入事例
住友商事


会社名  住友商事株式会社
事業内容 卸売業
従業員数 79,692人
URL   https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/

1.Sony Startup Acceleration Program(SSAP)を導入頂く前に持たれていた課題を教えてください。

Beyond Mobility SBU*新設のタイミングからSSAPにお世話になっています。当該SBUは、モビリティ×異業種をテーマに新規事業開発に特化しており、グリーンフィールドから将来の収益の柱を創り上げていく点で、当時は社内的にも珍しい組織でした。新規案件を小さく生んで大きく育てるための制度の設計・運営に関するノウハウの習得をする必要があり、客観的な視点による案件評価の必要性も感じていました。 (*SBU: Strategic Business Unit)

2.SSAPをお知りになったきっかけ、選んで頂いた理由を教えてください。

制度の導入をサポートしてくれるパートナーを模索する中で、SSAPが大企業発のチームとして大企業における新規事業開発の支援をされている点に興味を持ち、SSAPが社内で蓄積された制度設計・運営に関するノウハウには非常に説得力がありました。また、大企業が新規事業開発において直面する課題に対する深い理解をお持ちで、同じ目線で議論できる安心感がありました。結果として、制度設計・実装・軌道修正まで一気通貫でご支援いただけるSSAPとの契約に至りました。

3.SSAPよりどのようなサービスを受け、その結果、課題がどのように解決されたかを教えてください。

SSAPからは、ステージゲート制度の設計・運営、社外審査員としての案件評価、各種ワークショップやセミナーの開催など、多岐にわたるご支援をいただいております。

社内には、ある程度成熟した事業を評価するためのルールは存在していましたが、新規事業案件の検討フェーズに応じた評価指標は無く、活動リソース(予算・期間)の目安に関するルール作りや実装の実績もありませんでした。SSAPとのメンタリングを通じて、当社仕様に合わせた評価ルールを設計することができました。設計したルールに基づく案件評価の際には、SSAP社内の新規事業開発でのご経験や、様々な社外企業様のご支援を通じて得られたノウハウを活かし、客観的な視点で審議をしていただいております。

4.サービスを受けて感じたメリット及び、率直な感想を教えてください。

組織設計・運営をする過程で様々な課題感に直面することがありますが、その際も率直に悩みを相談できる点がありがたいです。また、豊富なノウハウに基づいた解決策を提案していただけることが非常に助かっています。

5.今後の展望・進め方について教えてください。

今後とも、各案件のメンタリング、審議会での審査、制度設計/運営に関する支援について、SSAPに相談しながら、新規事業案件を進めていければと考えています。

 

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Sony Acceleration Platformは、新たな価値を創造し豊かで持続可能な社会を創出することを目的に2014年にソニー社内の新規事業促進プログラムとしてスタートし、2018年10月からは社外にもサービス提供を開始。ソニーが培ってきた事業開発のノウハウや経験豊富なアクセラレーターによる伴走支援により、760件以上の支援を25業種の企業へ提供。
新規事業支援だけでなく、経営改善、事業開発、組織開発、人材開発、結合促進まで幅広い事業開発における課題解決を行ううえで、ソニーとともに課題解決に挑む「ソリューションパートナー企業」のネットワーク拡充と、それによる提供ソリューションの拡充を目指します。(※ 2024年10月末時点)

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