2020.10.29
【Service紹介】

SSAPヨーロッパ拠点「SSAP Europe」

スタートアップの創出と事業運営を支援するSony Startup Acceleration Program(SSAP)は、様々なサービスを提供しています。SSAPはアメリカとヨーロッパにも拠点を持ち、事業化支援サービスを多数用意しています。

SSAPのヨーロッパ拠点「SSAP Europe」では、日本同様に、社内外のアイデア発想やスタートアップ支援サービスの提供、大学連携など、Open Innovationの推進に向けた多くの取り組みがされています。今回は、SSAP Europeが現地で展開する各種プログラムについてご紹介いたします。

――SSAP Europeとは?

SSAP Europeは、SSAPのヨーロッパ拠点として、2016年にスウェーデン・ルンドに設立されました。ソニーヨーロッパ社内のコアメンバーを中心に社内に留まらず、独自で開拓した現地のスタートアップコミュニティと連携し、外部の有識者もアクセラレーターとして招きながら、Ideationサービスや、ヨーロッパ発の事業アイデアのIncubationや事業運営、Innovation Tour Europeを企画・運営しています。外部の専門家にも参画いただけていることで、多様な視点が持ち込まれ、SSAP Europeに参画するプロジェクトは非常に活動的な雰囲気のもとでチャレンジを行うことができていると思います。

――事業アイデアを育てる、SSAP Ideation

SSAP Europeでは、事業アイデアのブラッシュアップを目的とし、ヨーロッパの各地域でのワークショップや、起業家、有識者を招いた講演会など多彩なトレーニングを提供しています。
我々が運営するワークショップでは、顧客のニーズにお応えしながら、開催期間や内容を組み立てていきます。例えば3日間の集中型ワークショップでは、初期段階の顧客調査の方法やビジネスモデルキャンバスを用いた作業、さらに投資家に向けたピッチ演習などを盛り込み、参加者が持ち寄ったアイデアの種を事業化に向けて具体化していくことが可能です。また、マスタークラスと呼ばれる、スタートアップのCEOや投資家、大学講師等、各領域の専門家をお招きしてご自身の知見を共有いただく特別講演会も定期的に開催しています。状況に応じて対面式に限らずオンラインで実施したりすることで、開催場所や時間の制約を受けずに、ヨーロッパ各地から多くの方にご参加いただいています。

2019年1月には国連プロジェクトサービス機関(UNOPS)と共同で、アンティグア・バーブーダの自然災害対策を考えるアイデアソンも実施しました。ここから生まれたアイデアは国際連合総会議長にも紹介され、2019年10月にはスウェーデン・ルンドにUNOPSのGlobal Innovation Centreも開発されるなど、連携強化が進んでいます。

UNOPSと共同開催したアイデアソンの様子
アイデアソンの様子

――ヨーロッパでの事業化に向けた加速支援、Incubation

SSAP Europeでは、これまで培ってきたノウハウをソニーグループ内に加え、ヨーロッパのスタートアップなどにも提供するサービスを展開しています。

2019年度からは、選考を経て選出されたスタートアップに対して11週間のプログラムを実施する「SSAP for Early-Stage Startups」を開始し、ヨーロッパのスタートアップCEOや各領域の専門家を招いたレクチャーやメンタリングを提供中です。このプログラムを通じ、スタートアップのクリエイターのビジョンを実現すべく、ヨーロッパの企業やスタートアップ、大学やNPOなどに対して、事業検証のための環境とノウハウを提供しています。
さらに、事業がすでにローンチされているスタートップに向けて、次のステップとしての事業拡大をサポートしていく仕組みも提供しています。

――SSAP Europe発の事業

SSAP Europeからはこれまで2つの事業が創出されました。

Nimway 

スマートオフィスソリューションを提供するNimway

SSAP Europeの事業化案件第1号であるNimwayは、2017年4月にスタートし、スマートオフィスソリューションを提供しています。会議室のロケーションや空き状況を可視化する本サービスは、2019年時点で、大手製薬会社、グローバル企業のオフィスや市庁舎、大学キャンパス等、広く導入されています。

Advagym

スマートジムソリューションを提供するAdvagym

ジムのオートメーション化事業を展開するAdvagymは、2019年2月から事業を開始、ヨーロッパのみならずアメリカのジムにも導入が進んでいます。スポーツジムでの運動量をデジタル化し、ハードウェアと専用アプリの両面からサービスを提供しています。

あらゆる人に起業の機会を。

Sony Startup Acceleration Programはソニーが手がけるスタートアップの創出と事業運営を支援するプログラムです。2014年から6年間で、50件以上の事業化検証、15の事業を創出(2020年7月1日時点)。それらを通じて培った経験やノウハウを生かし、アイデア出しから事業運営、販売、アライアンス・事業拡大に至るまで総合的に支援する仕組みを整備し、スタートアップ支援サービスとしてみなさまにご提供しています。

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