2020.05.25

ソニーが東京藝術大学にてスタートアップの発掘と協創を目的とした社会連携講座を設置

ソニー株式会社(以下、ソニー)は、国立大学法人東京藝術大学(以下、東京藝術大学)と、スタートアップの発掘と協創を目的とした社会連携講座を設置し、今月より講義を開始しました。

東京藝術大学との社会連携講座を設置した企業はソニーが初となります。

本取り組みは、ソニーが東京藝術大学と本年3月に締結した、デザインを起点としたスタートアップの発掘と協創のための社会連携講座設置に関する契約に基づくものです。同大学美術学部デザイン科を窓口とし、美術学部の全学科・全学年の学生が参加対象です。

本講座では、Sony Startup Acceleration Program(SSAP)の事業育成の枠組みを導入します。加えて、ソニーが他大学と行っているスタートアップ支援活動とも連携し、ワークショップの合同開催や大学混成チームで参加可能なオーディションなどを実施する予定です。本講座を通じて学生は、デザイン視点から生まれるアイデアをビジネスにしていく一連の事業開発プロセスの実践や、他大学の学生と互いの専門分野を生かしながらスタートアップのための考え方やスキルを習得することが可能です。

ソニーは、これまで培ってきたスタートアップの創出と事業運営の経験によるノウハウを活用し、東京藝術大学のアート思考を持った創造的かつ意欲的な学生にさまざまな機会を提供し、協創を進めることで、日本のスタートアップの発展に貢献してまいります。

■社会連携講座 概要

講座名称:デザインからのスタートアップ(ソニー株式会社社会連携講座)
講座内容:デザインを起点としたスタートアップの発掘と協創及びスタートアップ実践に向けた支援方法の研究
設置期間:2020年4月1日~2021年3月31日(予定) ※講義開始は、5/11(月)
対象者:東京藝術大学美術学部デザイン科を始めとする全学科・全学年の学生

 

 

Sony Startup Acceleration Program(SSAP)は、「あらゆる人に起業の機会を。」をコンセプトに、2014年に発足したスタートアップの創出と事業運営を支援するソニーのプログラム。ソニー社内で新規事業プログラムを立ち上げ、ゼロから新規事業を創出した経験とノウハウを活かし、2018年から社外にもサービス提供を開始。経験豊富で幅広いスキルとノウハウをもったアクセラレーターの伴走により660件以上の支援を24業種の企業へ提供。大企業ならではの事情に精通。(※ 2024年3月末時点)

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