Sony Startup Acceleration Programから生まれたIoTブロック「MESH™」はこれまで、イベントやワークショップなどを通じてプログラミング教育に活用されており、小学校でも様々な授業で使われ始めています。2020年度から使用される小学校6年生の理科の教科書にも掲載されるなど、今後より多くの学びのシーンで活用されていくことが期待されます。その授業活用例の一部が、MESHのオフィシャルガイドブックである『MESHではじめる プログラミング教育 実践DVDブック 小学校編』にて10の小学校授業実践例として掲載されています。
2020年には小学校でプログラミング教育が必修化されます。これからの教育では、“プログラミング的思考”や“主体的にコンピューター等を活用する力”を育むことが求められる中、「MESH」は子どもたちが主体的にプログラミングの楽しさや考え方を体験することができるツールとして期待されています。
ガイドブックでは、プログラミング教育に初めて取り組む先生でも「MESH」を取り入れた授業をイメージしやすいよう、教科別の実践事例や授業のポイントなどを、豊富な図表と映像で視覚的に解説しています。例えば、「衣服や快適な住まい方」をテーマにした小学校5年生の家庭科の授業の事例では、家の模型を活用し、“寒い季節の住環境の快適な暮らし”について、子どもたちがグループで議論しアイデアを出し合うワークショップを紹介。部屋の湿度を定期的に測り、乾燥している場合はプロペラを回して湿度調整を自動的に行う仕組みなど、実際に授業を通して生まれたアイデアの一部も紹介しています。
「MESH」プロジェクトリーダー 萩原丈博コメント
生活に身近な形でプログラミングを考えることが、さまざまな授業の学びを深めることにつなげていくことができたら、MESHの開発者としてこんなにうれしいことはありません。青葉小ではMESHを使った授業を見学したり、子どもたちと対話したりする機会も頂きました。目をキラキラさせながらグループごとに主体的に取り組んでいた様子がとても印象に残っています。これからの広まりを楽しみにしています。
DVDガイドブック ダイジェスト動画
https://youtu.be/sWfwUZf-Dio
小学校での「MESH」授業実践例
https://www.sony.jp/professional/solution/pgm-edu/mesh/casestudy/index.html
MESH公式サイト
http://meshprj.com