2019.07.03

「First Flight」で、アニメ「神在月のこども」の絵コンテ・作画クラウドファンディングを開始

ソニーは、スタートアップの創出と事業運営を支援する「Sony Startup Acceleration Program(SSAP)」によるスタートアップ支援サービスの一環として、クリティカ・ユニバーサルによるアニメーション映画『神在月のこども』の絵コンテ・作画の支援募集を、2019 年7月3日(水)より当社のクラウドファンディングサイト「First Flight」にて開始します。今回は3月27日に開始した「脚本・設定制作のクラウドファンディング」に続く、第2弾です。第1弾では無事に目標金額を達成し、支援者にリワード(返礼品)をお届けしました。
また本映画の製作チームには、数々の国民的アニメーションを手掛けた諏訪道彦プロデューサー*1の招聘が決定しております。その他の主要制作陣の発表は、First Flight WEBページ内にてご紹介してまいります。
*1:株式会社ytv Nextry アニメプロデューサー。企画・プロデューサーとしてアニメ界を牽引。『名探偵コナン』、『シティーハンター』、『YAWARA!』、『金田一少年の事件簿』、『犬夜叉』、『ブラック・ジャック』、『魔法騎士レイアース』他を手掛け、劇場版『名探偵コナン』シリーズでは、優れた映画製作者を表彰する藤本賞の特別賞を受賞しています。

第1弾のリワードの1つ「出雲大社」詣のロケハンin出雲・縁会(キックオフ打入り)では、支援者が『神在月のこども』への熱い思いを分かち合いました。

第1弾
第2弾

絵コンテ・作画の支援を目的とした今回の第2弾では、出雲や本映画にちなんだオリジナルグッズや、制作現場への見学権などを、第1弾に引き続いて用意しました。クラウドファンディング目標額は1,600,000円で、目標額を達成すると、支援者は支援額に応じたプラン内容を受け取れる仕組みです。クラウドファンディング期間は、本日2019年7月3日から9月2日までの62日間です。

クラウドファンディングのプラン

■期間

2019年7月3日~2019年9月2日

■プラン

プランは下記表の計3種類で、それぞれ内容の組み合わせが異なります。

プラン一覧
返礼品

※1 稲佐浜・御砂守|キャラクター原案・出雲活版刷り(御砂入り)

『神在月のこども』描き下ろしキャラクター原案をあしらい、出雲の活版印刷室で刷り出したポチ袋に「稲佐浜」の“御砂守り”を封入した縁起のいいアイテムです。映画が無事完成した折には、原風景と出会いに出雲地方を訪れ、中に入った御砂のある稲佐浜へお参りにお越しください。

※2 稲佐浜・コンセプトアート|クリアファイル(複製原画1点入り)

『神在月のこども』描き下ろしコンセプトアートを鮮やかに配したクリアファイルに、出雲の活版印刷室で刷り出した複製原画を封入した貴重なアイテムです。神在月に、全国各地から、八百万の神々が到着されるという稲佐浜を描いたコンセプトアートと、そのもととなった原画の複製。原風景に思いを馳せながら、映画でその景色が見られる日を楽しみにお待ちください。

※3 縁の元の制作陣 Animation Studio Visa|出雲活版刷り(生原画付き・計150名限定)

『神在月のこども』描き下ろしイメージボードを表面に、出雲の活版印刷室で刷り出したID付きパスです。企画を推進するヘッドチームを訪ね、絵コンテ制作の様子の見学や、制作陣とディスカッションをできるスタジオツアーに参加できるパスです。なお、そうした制作の現場から生み出される、手描きの生原画(原本)*2を映画公開後に1枚贈呈いたします。
*2:生原画のお届けは映画公開後を予定しており、シーンカット、キャラクター等の選択はできません。

※4 縁会参加権|キックオフ中入り in 東京(2019年10月某日を予定|50名限定)

『神在月のこども』の企画を推進するヘッドチームを尋ねるスタジオツアーを実施した後、主要制作スタッフ(脚本陣、監督陣、プロデューサー陣、アニメーター等)と同晩、本作の完成を祈って行う中入り(宴会)に同席できる参加権(飲食代込)です。大好評を博した第1回の縁会(打入り in 出雲)に続く、第2回の縁会(中入り in 東京)で制作陣と語らう夜をお楽しみください。

クリティカ・ユニバーサル代表、四戸俊成氏のコメント

四戸俊成氏

日本各地では『神無月(かんなづき)』と呼ばれる10月が、出雲地方では『神在月(かみありづき)』と呼ばれる由縁。それは八百万(やおよろず)の神々が全国から姿を無くし、翌年の縁を結ぶ会議のため、出雲に集うという云われでした。森や木々、海や川、全てに宿る神々が、在る月、出雲に集う。そんなユーモラスな『神在月』の魅力をアニメにのせて描きます。主人公は、現代を生きる、カンナという女の子。母親の他界で、大好きだった走ることが嫌いになってしまった少女。その彼女が、在る月、まわりはじめた神々の⻭車によって、出雲へ向けて走り出す物語。目指すは2020年のアニメーション映画公開です。島根・出雲、読んで字のごとく“この島国の根”と名づけられた神話の土地へ駆けるロードムービーを制作し、2020年、世界がもっと日本を知りたいと思う頃に届けることを夢見て駆けています。

Sony Acceleration Platformは、新たな価値を創造し豊かで持続可能な社会を創出することを目的に2014年にソニー社内の新規事業促進プログラムとしてスタートし、2018年10月からは社外にもサービス提供を開始。ソニーが培ってきた事業開発のノウハウや経験豊富なアクセラレーターによる伴走支援により、760件以上の支援を25業種の企業へ提供。
新規事業支援だけでなく、経営改善、事業開発、組織開発、人材開発、結合促進まで幅広い事業開発における課題解決を行ううえで、ソニーとともに課題解決に挑む「ソリューションパートナー企業」のネットワーク拡充と、それによる提供ソリューションの拡充を目指します。(※ 2024年10月末時点)

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