Sony Startup Acceleration Program(SSAP)のアクセラレーターは、新規事業の立ち上げを支援し加速するマインドセットとスキルを兼ね備えたプロフェッショナル集団です。それぞれが実際の事業経験を通じて学んだ豊富で専門的な知識を持ち、様々な分野で新規案件の事業化や収益化をサポートしています。
本連載では、SSAPに所属する多数のアクセラレーターの中から各回1名ずつをピックアップしご紹介いたします。

多田 浩二 Koji Tada
――担当支援領域
ビジネスインキュベーション
- Seed Stageでの新規アイデアの事業化検証から事業化、事業運営までを事業企画の観点から支援
――担当事例
・住友商事株式会社をはじめとする大企業案件多数
・ソニー生命保険株式会社などのソニーグループ各社の案件
アクセラレーターインタビュー
――これまでのキャリアを簡単に教えてください。
大学卒業後、ソニーのゲーム事業会社(現:株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント)の制作部門にてゲームソフトウェア制作を担当しました。ディレクターなどを経て、プロデューサーとして携帯ゲーム機向けタイトルを多数担当し、その後事業部門にて、オンラインサービスアプリのプロデュース、携帯ゲーム機向けゲームタイトルの誘致、個人クリエイターの支援プロジェクト、VRプロダクトの国内への導入やBtoB活用に向けたビジネス企画、その他アニメ製作委員会を通じたキャラクターマーチャンダイジング(※)など多種多様な業務を担当しました。
――支援するうえで大事にしていることは何ですか?
支援する中で一番大切にしていることは、“熱意”です。新しいことをはじめようとする方が持つ “熱意”は新規事業の原点となり、推進力となります。お客様が持つ熱意を大切にするとともに、その熱意に負けないよう自分自身も熱意をもって支援をしています。
――SSAPの活動を通して実現したいことはありますか?
これまでエンタテインメントの業界で、ゲームや音楽、アニメ、ライブなどに関わるクリエイターの方々と共に、”感動体験”を創る仕事をしてきました。今後もエンタテインメント業界で培ってきた知見や経験を最大限活かして、これから新規事業を立ち上げようとする方々の支援を続けていきたいと考えています。SSAPの活動を通じて “人を楽しませる新規事業”をひとつでも多く実現していきたいです。
――オフの楽しみを教えてください。
過去にはサバイバルゲームや家庭菜園、神宮球場でのプロ野球観戦などを楽しんでいました。毎シーズン約60試合観るほど球場に通っていましたが、コロナ禍でここ2年間はまったく球場に足を運んでいません。代わりの趣味として、ギターとモルトウイスキーを勉強中で、休日の夜はウイスキーの飲み比べをしながらギターの弦を弾いています。また、5月に今流行りのソロキャンプデビューを果たしました。自然の中でゆったりとした時間を過ごすことで、身も心もリフレッシュさせています。

――最後に一言お願いします。
世の中の変化に伴い、求められる商品やサービスも変わっていきます。SSAPのサービスを通じて、今後求められる新しい商品やサービスの創出を支援していきたいと思います。
※本記事の内容は2022年7月時点のものです。