Sony Startup Acceleration Program(“SSAP”)のアクセラレーターは、新規事業の立ち上げを支援し加速するマインドセットとスキルを兼ね備えたプロフェッショナル集団です。それぞれが実際の事業経験を通じて学んだ豊富で専門的な知識を持ち、様々な分野で新規案件の事業化や収益化をサポートしています。
本連載では、SSAPに所属する多数のアクセラレーターの中から各回1名ずつをピックアップしご紹介いたします。

高山 累 Rui Takayama
――担当支援領域
組織開発・アイディエーション企画
- 新規事業のアイデア発想をインフォセッションやワークショップ等のイベント運営の観点から支援
――担当事例
・株式会社みずほフィナンシャルグループ、学校法人立命館、他多数
・「U24 CO-CHALLENGE 2021」をはじめとする、ソニーグループ各社の案件
アクセラレーターインタビュー
――これまでのキャリアを簡単に教えてください。
大学卒業後、アパレル会社でプレス(PR・広報)と営業を担当した後、広告代理店に4年半ほど在籍。その後、ソニー(現ソニーグループ(株))に入社しSSAPから生まれた新規事業のマーケティングとコラボレーション企画を担当。コラボレーション商品の企画・開発や販売スペースのレイアウト考案、接客などの経験を活かし、現在アイディエーション施策の企画立案から実装までを支援しています。
――支援するうえで大事にしていることは何ですか?
多角的な視点を持つことです。
様々な職業で多様な価値観を持つ方々と仕事をしてきたため、それぞれの意見がぶつかる局面を数多く目にしてきました。多角的な視点は、新規事業という正解が無いものを支援するときに特に重要です。「エンジニアだったら」「デザイナーの場合」「投資家なら」など、多様な方々の立場や考え方を想像し、自分に問いかけると同時にお客様にも投げかけるようにしています。
――SSAPの活動を通して実現したいことはありますか?
SSAPを新規事業創出の出発点にしたいと思っています。
新規事業、特に私が担当するアイディエーションの領域は、新規事業創出における最初のステップです。このステップでは、新規事業のアイデアを発想するために、多様な視点や価値観を持つ各個人が、課題を見つけ解決策を考えるところからスタートします。新規事業の出発点でもあるアイデア創出の段階で多くの方を支援することで、新規事業に取り組みたいときにはまずSSAPに相談していただけるよう貢献出来ればと思っています。
――オフの楽しみを教えてください。
趣味が多いのですが、3つ選ぶとするとDIYと自転車と音楽です。
DIYで作成するものと自転車は普段自分が使うものなので、自分にとって機能やデザイン、使いやすさの3要素が最大値になるよう、試行錯誤してカスタマイズしています。使いにくかったり、自分好みのデザインでなかったりする場合、改良するということを繰り返しています。
音楽に関してはレコードとCDを合わせて1,000枚以上持っています。音をより楽しむために、木工のDJブースも自作し、音の掛け合わせを楽しんでいます。
あとは料理、キャンプ、ファッション、サッカー、お酒など多趣味なためキリがないですがそれはまた次の機会に…。

――最後に一言お願いします。
SSAPには様々な、そして良い意味で特殊な能力を持ったアクセラレーターが数多く在籍し、多様な支援プランをご用意しております。もし少しでも新規事業に興味をお持ちいただいたなら、定期開催の説明会へのご参加や、お問い合わせをいただければ幸いです。
※本記事の内容は2021年12月時点のものです。